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新訂 名店案内 そば店100 |
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7年ぶりの改訂版。相変わらず100店に絞り込むことで、この本は凄みのようなものを身に纏い始めた。あの店が落ちてこの店が入り、関西まで守備範囲を広げた。平成蕎麦名店録の地位に揺るぎは無い。 |
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柴田書店・編 柴田書店 定価:1,200円 2002年
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もっとソバ屋で憩う -- きっと満足123店 |
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蕎麦、酒、つまみの3点に基準線を引き、基準線を越えて憩いの空間と時間を提供する蕎麦屋を紹介する本。語り口がよろしく、蕎麦屋で酒を楽しみたい向きには絶対のお勧め。 |
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杉浦 日向子とソ連・編著 新潮文庫 定価:629円 2002年 |
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なごみのそば 凛としたそば そば屋ニューウェーブガイド |
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全国103店を紹介。そのうちの半分が、首都近郊に集中する。初代であることを矜持とする、いわゆるニューウェーブ店のガイド。ガイドブックとしては「並」だが、1,400円という上代に納得。 |
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毎日ムック・アミューズ・編 毎日新聞社 定価:1,400円 2001年 |
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蕎麦 |
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紹介しているのは、僅かに31店。地粉にこだわる店だそうである。他のガイドブックと異なり、東京の店は一軒もない。丁寧な取材が好ましい。 |
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金久保 茂樹・著 ネコ・パブリッシング 定価:1,143円 2001年 |
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ブルーガイド・グルメ そばのうまい店 東京 |
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東京とその近郊の蕎麦店239店を紹介しているのだが、その数が多すぎる。そのために内容が薄く、新鮮味も無い。その凡庸さが、ブルーガイド的ではある。 |
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ブルーガイド編集部・編 実業之日本社 定価:1,400円 2000年 |
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旨いそばが食べたい |
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旭屋出版MOOK。夕刊紙のようなそば屋紹介を、169軒分収録。 あれこれの記事は、充実とも拡散とも言える内容。 |
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旭屋出版 定価:1,500円 2000年 |
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自家製粉手打ちそばの店 |
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レイアウトはきれいだし写真も良いのだが、どうにも中身がぬるい。 「そば打ちの本」編集室の制作にしては、レベルが低過ぎる。 |
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「そば打ちの本」編集室・編 双葉社 定価:1,700円 2000年 |
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旨い!立ち食いそば・うどん |
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こういう本を待っていた、という人も多いだろう。東京都内の立ち食いそば屋122店の紹介。あの店が抜けているとか、この店は駄目だとか、議論沸騰。 |
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東京路傍の麺党・著 小学館文庫 定価:476円 2000年 |
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信州そば百選 |
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地方の蕎麦屋案内本には、がっかりさせられることが多い。この本も、ガイドブックとしては並なのだが、信州蕎麦の現状と古くから伝わる郷土蕎麦をきちんと伝える内容になっている点が評価できる。 |
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金子 万平・編 川辺書林 定価:1,500円 1999年 |
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諸国そばの本 そばの里とうまい店250 |
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JTBらしく、全国を網羅。 書き手によって記事の粗密の差が大きいが、旅行ガイド誌の紹介記事よりはまし。 |
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そば道楽の会・編 JTB 定価:1,500円 1999年 |
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茨城のうまいそば |
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茨城の蕎麦屋50店を紹介。しかしその50店がどういうそば屋なのか、うかがい知ることはできない。ガイドブックとしては、低レベル。 |
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西海 一人・著 筑波書林 定価:1,524円 1999年 |
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新 そば読本 |
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「そば読本」の続作。前作よりも良い。著者がそば屋評論の芸を磨いた、という感じとは違う。そば屋への接し方が丸くなった。しかも、蕎麦への接し方は尖った。そんな感じが心地よい一冊。 |
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宮下 裕史・著 平凡社 定価:1,524円 1999年
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北のそば屋さん |
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良質な玄蕎麦の産地であり、北の海の海産物も豊富。北海道は、蕎麦どころとして今後注目のエリアかも知れない。北海道のそば店116店を紹介。 |
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渡辺 克巳・著 北海道新聞社 定価:1,500円 1998年 |
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そば・うどんの本 埼玉 |
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そば好きが選んだ124店。店で使うそば粉の産地、そば粉の配合比、製麺方法を記載したところがキモ。 埼玉のそば道場リスト付き。 |
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幹書房 定価:1,380円 1998年 |
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そばを、もう一枚 |
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静岡県てこんなに広いんだ、というのが最初の感想。あの店も、実は静岡県に存在しているのだと知って驚く。取材がしっかりしている。カラー刷りの新版が出ることを、期待したい。 |
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山口 雅子・著 静岡新聞社 定価:1,200円 1997年 |
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ソバ屋で憩う |
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日記のような紹介文は、ガイドブックのニューウェーブだが、グルメ本ではありませんという断り書きがある。 力を抜いて、ソバ屋で憩う。悦楽。 |
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杉浦日向子とソ連・編著 ビー・エヌ・エヌ 定価:1,800円 1997年 |
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恐怖の仙台そば軍団 山形そば屋鬼談義 |
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普通の客(個性的ではあるけれど)が、そば屋に何を思い、どんなことを感じているかを伺うことができる。それだけの本。だけど、普通の客は怖いぞ。 |
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仙台日本酒を飲む会・編 いちい書房 定価:1,262円 1997年 |
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東京 そば・うどんハンドブック |
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新書サイズの中に、東京のそば屋360店を詰め込んだ。店の評価はちょいと甘いが、地図が分かりやすく東京で暮らす蕎麦好きには便利な一冊。 |
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高橋書店編集部・編 高橋書店 定価:825円 1996年 |
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名店案内 そば店100 |
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書名が示すように、名の通った100店を紹介。そのうちの5割が東京に集中しているが、100店に絞り込む過程でこの本の価値が磨かれた。平成蕎麦名店録、買って損は無し。渋い表紙も蕎麦的。 |
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柴田書店・編 柴田書店 定価:1,165円 1995年
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そば王国山形 |
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「県内そば尽くし全175店」という力作。山形県内のあの店この店を詳細に紹介している。周辺記事の突っ込みが甘いのが残念だが、ガイドブックのひとつの「型」を示した点で評価は高い。 |
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みちのく書房 定価:1,942円 1995年 |
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そば読本 |
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雑誌「太陽」の連載をまとめたもの。全国のそば屋60店ほどを紹介するが、単なるガイドブック以上の内容。そば屋評論という分野を切り開いた一冊。そばの写真も凄い。好著。 |
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宮下 裕史・著 平凡社 定価:1,553円 1994年 |
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新潟のそばどころ |
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蕎麦屋の価値が、分かっていない。写真は良い。構成も良い。でも、蕎麦の表面を撫でるだけの解説が駄目。蕎麦全体を見渡さなければ、その地方の蕎麦の位置づけも定められない。残念です。 |
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アートグラフィック新潟 定価:1,942円 1994年 |
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栃木のそば101 |
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栃木県内のそば店101軒を紹介した、ただそれだけの本。面白くも何ともない。もちろん、栃木の蕎麦のせいではない。 |
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下野新聞社 定価:1,165円 1993年 |
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ベストオブ 蕎麦 |
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「ベストオブ蕎麦」の文庫版(文春文庫ビジュアル版)釧路から沖縄まで、161店を紹介。東京のそば屋が50店近くを占めるのだが、とりあえず鞄の中に放り込んでおくと楽しい一冊。 |
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麺's CLUB・編 文藝春秋 定価:583円 1992年 |
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東京おいしいそばの店 |
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東京都内のそば屋90店を紹介。安全牌を選んだという感じの無難なラインナップだが、巻末の地図が上手にまとめられていてとても便利。 地図のページだけコピーして持ち歩いています。 |
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淡交社 定価:1,748円 1991年 |
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訪ねてみたい蕎麦の旅「全国100選」 |
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そば好きにとっても、そば屋好きにとっても良いガイドブック。でも、「通販生活」のカタログハウスと蕎麦の結びつきが分からない。 |
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カタログハウス 定価:2,331円 1990年 |
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ベストオブ 蕎麦 |
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蕎麦を原寸大写真で紹介する、空前絶後の一冊。せいろ蕎麦のつややかなこと、天麩羅蕎麦の美味そうなこと。ページを開くと、蕎麦屋へ向かって走り出したくなる。文春文庫版もあるが、写真の迫力が違う。 |
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麺'S CLUB 編 文芸春秋 定価:1,456円 1990年
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そば処・山形 こだわりの店55選 |
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蕎麦屋のガイドブックとしては、見るべきものはない。ただし山形の蕎麦会と蕎麦研究会に関しては、なかなか興味深い記事が書かれている。そういったルポに徹すれば良かったのに。 |
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相澤 嘉久治・編著 いちい書房 定価:1,165円 1990年 |
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