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そば打ちの本

蕎麦さろん・編
双葉社   出版社のホームページ
定価:1,714円
1998年11月刊
A4版 (20.9x28.7cm) 120p

そばの主役、そば粉づくり
街まちのそば打ち見聞記
そば打ち体験講座 10割そばを打つ
そばを食べる、ふるまう
そばの栽培と製粉
食品としてのそば
そばデータベース
(目次より抜粋)
「そば粉からそばつゆまで」と、表紙には書かれている。
そして確かに、そばの製粉過程の解説からこの本は始まる。
「ほそ川」(埼玉県吉川町)の自家製粉を紹介したあと、石臼による自家製粉へと話が進む。
実に大胆な構成。最初から読者を絞り込もうという作戦か。

蕎麦打ち技術の解説も、いきなり十割である。
20ページの紙枚に豊富な写真を費やしているとはいえ、これだけで蕎麦打ちを習得するのはちょっと難しい。指導はやはり「ほそ川」。

「そばを食べる、ふるまう」では、出汁の材料調達、かえしの作り方、かえしと出汁の合わせ方などを解説する。ポイントを押さえた解説は、分かりやすい。
さらにそばの栽培へとページは進む。ここまで付いて来るのは、相当なマニアであるだろう。

コアな蕎麦マニア、あるいは蕎麦打ち道楽者を対象とした本(だと思う)。
しかしながら、蕎麦の総合書として多くの人にお勧めできるだけの奥行きと濃厚な味わいが、この本にはある。
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