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そば打ちの本 2
双葉社
出版社のホームページ
定価：1,714円
1999年11月刊
A4版 (20.9x28.7cm) 120p
郷土に伝わる、そばのつなぎ
そば打ち実践講座 そば職人の技を伝授
街まちのそば打ち見聞記
そばに魅せられて・・・
初めてのそば打ち教室体験記＆かっぱ橋道具街を歩く
そば打ち実験工房
(目次より抜粋)
「そば打ちの本」を更に発展させた内容。
今度は、蕎麦のつなぎからこの本は始まる。
蕎麦打ち趣味の人だけを読者とすることに、もはや迷いが無い。ぐいぐいと攻めてくる。
今回は「つなぎ」から攻め始める。
「郷土に伝わるそばのつなぎ」という20ページの記事は、読み応えがある。つなぎに関してこれだけの紙枚を費やしている本は、他には無いだろう。蕎麦に独特の食感や風味を加える素材として、つなぎを積極的に取り上げている点が良い。
「そば打ち実践講座」は、プロの職人の技を学ぶ。麺棒を生クリームで磨くといった、裏技も紹介されている。20ページ。
「街まちのそば打ち見聞記」は蕎麦店の紹介記事なのだが、各店の蕎麦打ち技法を写真で紹介している。
蕎麦打ち技術に関しては、他の記事でも多くのページを割いている。
全体として、蕎麦打ち趣味の伝道書といった印象。趣味を充実させるための情報も、多く盛り込まれている。
この本で蕎麦打ち趣味に目覚めた人も、少なくないのではないだろうか。
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