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発見!体験! 日本の食事(3) そば・うどん

次山 信男・監修
厳谷 由利子・文
村井 香葉・絵

ポプラ社   出版社のホームページ
定価:2,800円
2002年4月刊
A4変形版 (21.6x28.6cm) 48p
ポプラ社は、幼児・児童向けの書籍を専門とする出版社。そのような出版社が食に関するシリーズ本を発行していることを、まず評価したい。
全7巻のシリーズは、以下のような内容になっている。
(1) ドングリクッキー 縄文時代の食事を体験しよう
(2) すいとん 戦時中の食事を体験しよう
(3) そば・うどん 栽培から食べるまでを体験しよう
(4) すし 地域の食材の違いを知ろう
(5) おにぎり 時代による変化を知ろう
(6) もち 人々の行事を知ろう
(7) 豆腐・みそ・しょうゆ 日本の味の秘密を知ろう
一冊を「そば・うどん」に充てたのは、監修者の見識というべきだろう。
大きく麺というくくりで見ると日本の各地に独自の麺文化があり、その多様性に心が躍る。子供たちが麺の多様性に心を躍らせるとは思わないが、地元の麺を知るだけでも意味がある。

蕎麦であれば小学生でも栽培することができる。加工して麺にすることもできる。
近年小中学校では、「総合学習の時間」というつまらない授業があるのだが、その中で蕎麦づくり体験も少なからず取り上げられているらしい。
「総合学習の時間」には賛成できないが、このような本に導かれて子供たちが自分で蕎麦を作るのであればそれは好ましい。
そうなると、指導する先生方も蕎麦作りの研究をしなければならない。
蕎麦打ち指南」では、素晴らしい参考書を紹介しているので参考にしていただきたい。
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