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そば処の名人・20人が、伝統の技を公開
郷土そばの技術

旭屋出版MOOK
旭屋出版   出版社のホームページ
定価:2,500円
2002年8月刊
B5版 (18.2x25.6cm) 136p

地元で栽培されたそば粉と、冷たい山の湧き水を使い、昔から受け継がれてきた手法でそばを打つ。
そして、地場の醤油で味つけした汁と、伝統的に育てられてきた野菜などを、季節に応じて具や薬味にして食べる。
郷土そばは、食本来の魅力を味わえる"地産池消""土産土法"を、実現してきた料理といえるでしょう。
(「はじめに」より抜粋)
日本各地の蕎麦を紹介する書籍は、数多くある。しかし、その製作技術に焦点を当てた書籍は極めて少ない。
その中で、各地の蕎麦の打ち方、茹で方、汁の作り方、盛り付けまでを写真によって紹介する本書は、郷土そばの技法書として抜きん出た一冊と言える。

「はじめに」にもあるように、各地に伝えられた独自の食の伝統が、個性的な蕎麦を生み出した。蕎麦というものは、このようにも幅広く、また奥行きの豊かなものであるのかと、改めて驚きを感じる。喜びを感じる。

蕎麦打ちの知識が無くても、各地の蕎麦が成立する背景などの解説は楽しめる。
とはいっても、想定している読者は実際に蕎麦を打つ人々である。蕎麦打ちの経験を持つ方が、ずっと楽しめる。
この本は、訪ね歩いて食して楽しむ郷土そばを、実際に作って楽しむ蕎麦に仕立ててくれた。
全ページカラー、2,500円は高くない。
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