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誰でもできる手打ちそば 家庭で楽しむそば料理
服部 隆・著
農文協
出版社のホームページ
定価:1,238円
2001年12月刊
A5版 (14.8x21.0cm) 136p
読者のみなさんも、いつも台所にそば粉を常備し、気軽にそばを打ち、おいしいそばを食べるための鉄則「挽きたての粉」を使い、「打ちたてのそば切り」を「茹でたて」で食べるいわゆる「三たて」で食べてみてください。----家族や友人と役割を分担しながら、「そば振る舞い」(粉挽きから跡片付けまで)のすべてを楽しんでください。一つ一つに新しい発見と喜びがあり、きっと楽しいひとときを過ごしていただけるものと確信しております。
(「はしがき」より抜粋)
誰でもそうだろうと思うのだが、いくらか蕎麦を打てるようになると、客を招いて食べさせたくなる。
しかし、客を招いてテーブルの上に蕎麦しかないというのも寂しい。
それで、野菜を炊いたり肉を炙ってみたりするのだが、どうせならそば料理を出す方が客も亭主も楽しいだろう。
この本では、蕎麦粉の準備から蕎麦打ち、蕎麦料理までを取り上げている。蕎麦によるもてなしの究極は、石臼自家製粉であると捉えて、石臼のリフォームにまで言及している。
取り上げられるそば料理の種類は多くはないが、ここで紹介されているものをベースにして発展させることができる。
蕎麦を打つことが目的ではなく、客と共に蕎麦を楽しむことが目的だ。そのような視点が明確で、なかなか良い本だと思う。
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