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やさしくできるひとりそば打ち

向山 玉雄/榎本 桂子・著
合同出版   出版社のホームページ
定価:1,300円
2002年1月刊
A5版 (14.8x21.0cm) 99p

最近、健康志向からかそばの人気は高く、自分で打って楽しむ人も増えてきました。多くの手打ちの本や各地のそば打ち道場では、1回に400〜500グラムの量を打つのがよいとされます。しかし、いざ自分で打つとなると、この分量だと時間もかかり特別な道具も必要で、気軽に打って食べるというわけにはいきません。そこで、いろいろ研究の末、100グラムでを打つ方法を開発しました。
(「はじめに」より抜粋)
学校教育の現場から生まれた蕎麦打ち指南本。
中学校の授業で生徒に蕎麦打ち指導をしてきた経験から書かれたものであるだけに、ポイントを押さえた解説が分かりやすい。
タイトルの「ひとりそば打ち」とは、ひとり分の蕎麦を100グラムの粉で打つという意味。この点が、他の指南書とは異なる。酒の肴が欲しい時に、台所でひとり分の蕎麦を打つといような楽しみ方もある。

内容は、蕎麦を打ち、汁を作り、茹でて食べるまでの工程に加えて、栄養解説と薀蓄のあれこれまで。
さらに、「『そば打ち体験』をベースにした教育活動」という章に20ページほどを割いているのだが、これがなかなか面白い。食と農を結びつける教育は、子供のみならず大人にとっても意味がある。
蕎麦打ち入門書としてお薦めできる本。
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