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食品知識ミニブックシリーズ 乾めん入門
安藤 剛久・著 / 全国乾麺協同組合連動会・監修
日本食料新聞社
出版社のホームページ
定価:1,200円
1999年9月刊(改訂版)
新書版 (10.6x17.2cm) 234p
1. 日本のめん類の歴史
2. 乾めんの概要
3. 原料
4. めんの製法
5. めんの科学
6. ゆで
7. 品質と表示
8. めんの食味・食感
9. めんつゆ
10. その他の事柄
参考文献
資料(関連法規)
(目次より)
神保町の書店で農業関係の書棚を眺めていたら、この本が目に入った。乾麺は『蕎麦帳』の守備範囲外ではあるけれど、乾麺に関する本そのものが珍しいので買い求めた。
読んで驚いた。
思いもよらなかったことが、たくさん書かれている。
たとえば、乾麺の輸出量の減少について。日本企業の海外から撤収が加速するにつれて、輸出量が減少している。手延べそうめんの生産拠点が中国に移りつつあるというのも初耳だ。
乾麺を通して、今日の日本の麺の全体が見えてくる。
乾麺が工業的に生産されるものであるということが、この本の面白味の基底となっている。
工業的に安定生産するためには、科学的な分析が欠かせない。ひたすらに数量化するアプローチに、経験則を前提とする手打ち蕎麦とは異なる意味合いを感じる。
手打ち蕎麦趣味も、乾麺を通して振り返ってみると、新しい発見があるかも知れない。
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