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美味しんぼ 23巻「真夏のソバ」 |
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雁谷 哲・作 / 花咲 アキラ・画 小学館 出版社のホームページ 定価:485円 1990年2月刊 B6版 (12.8x17.9cm) 222p |
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「ビッグコミック・スピリッツ」でこの漫画の連載が始まったのは、1984年(昭和59年)であったと思う。
それから今日まで連載が続いているのだが、蕎麦に関してはかなり早い時期に題材として取り上げている。
第2巻(1985年)には、「そばツユの深み」という話がある。浅草雷門藪から蕎麦汁を学ぶという内容だ。
第23巻(1990年)では、「真夏のソバ」というタイトルでタスマニアで栽培されたソバを取り上げている。
第32巻(1991年)には、「薬味探訪」というタイトルで、蕎麦の薬味を捜し求める話が掲載されている。
その中で、岩手の暮坪カブが最高の薬味として紹介されたことで、暮坪カブの生産量が増えたらしい(遠野の友人から送ってもらって試してみたところ、確かに蕎麦に合うのだ、これが)。
それ以来、「美味しんぼ」で蕎麦が話題になることはない。玄ソバ、汁、薬味を語った後では、製粉か蕎麦打ち技法しか話題がないからかも知れない。
そういえば、蕎麦がきも話題として取り上げられていたな。
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