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そばの本 つくる、打つ、食べる

蕎麦さろん・編
双葉社   出版社のホームページ
定価:1,500円
1997年3月刊
A5版 (14.8x21.0cm) 127p

<蕎麦さろん>では、種まきから製粉して食べるまでの過程をすべて体験することにしている。そば仲間と一緒になって、土に触れ、作物の成育に携われることは、年齢に関係なく嬉しいものである。多少誇張して表現すると、それぞれのプロセスにおいて自作自演の世界を築くことができる。これが、そばという実にシンプルな素材の持つ魅力なのではないだろうか。
(「まえがき」より抜粋)
長野県戸隠村を訪ねる10ページから、この本は始まる。歴史、文化、習俗をまじえたルポに、旅心を誘われる。
そこに、「そばの店15軒」という記事が続く。
山形から始まって、北から南へ、福島、茨城、埼玉、東京、神奈川と続いて長野まで。15軒の店を紹介するのに、50ページを費やしている。
各店の紹介を読みながら、「この蕎麦を食いに旅に出ようかな」と思う。

蕎麦打ちの技法を紹介しているのは、長野の田舎のおば(あ)ちゃん。その表情が良い。蕎麦を打つのは、なんだか楽しそうだなと思う。
そば打ちのための道具選びという記事は、歴史の中で磨かれた道具の伝統を伝える。
そして何と言っても楽しいのが、「蕎麦さろんのそば栽培日記」だ。

蕎麦の総合書として、眺めて楽しいお勧めの一冊である。
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